滅菌の種類ってどんなものがあるの? ~透析技術認定士合格までの道~

こんにちは!もっちゃんです!

皆さんご自身の施設でも滅菌を行っていますよね?どんな滅菌をしていますか?

透析施設だとオートクレーブやEOG滅菌が多いでしょうか?

実は滅菌には様々な種類があり、それぞれ特徴があります。

大きく分けると加熱法・照射法・ガス法に分類でき、そこからさらに細かく分類されます。

今回は滅菌の種類と特徴について解説していきます。

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加熱法

被滅菌物の種類や材質に応じて適した時間、適した温度で滅菌を行う方法。加熱法の中には「高圧蒸気滅菌法」「乾熱法」「火炎法」の3つがあります。

高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)

特徴

密閉された装置内で適当な温度と圧力の飽和水蒸気で加熱して微生物を殺滅する。

対象

熱に安定な機材。ダイアライザ、透析回路、穿刺針など

長所

被滅菌物の深部まで熱が素早く浸透、全ての微生物を比較的短時間で確実に殺滅。多くの器具、物品類、液状物質に適用可能。材質変化や変質なども比較的少ない

欠点

被滅菌物の種類や材質に応じて温度・時間等の調節が必要

乾熱法

特徴

適当な温度の乾燥空気中で加熱して微生物を殺滅する。

対象

ガラス製、磁製、金属製などの熱に安定な物質

長所

大規模な装置を必要としない

欠点

一般細菌や真菌は殺滅出来るが、芽胞形成菌が残存する事がある

火炎法

特徴

火炎中で加熱する事で微生物を殺滅する

対象

排泄物や実験動物などの処理法

長所

もっとも確実な滅菌法

欠点

被滅菌物を損傷する

照射法

放射線を照射して滅菌する方法。照射法は「放射線法」のみ

放射線法

特徴

ガンマ線、電子加速器から発生する電子線、またはX線を照射して微生物を殺滅する

対象

ダイアライザ、穿刺針などの医療用ディスポーザブル器具

長所

低温下で滅菌を達成でき、透過力が強いため密封包装下の被滅菌物を容易に滅菌できる

欠点

特殊な照射設備が必要

ガス法

特殊なガスを用いて滅菌する方法。ガス法には「エチレンオキサイドガス法」「過酸化水素ガスプラズマ法」がある

エチレンオキサイドガス法(EOG法)

特徴

エチレンオキサイドガスを用いて微生物を殺滅する

対象

ダイアライザ、穿刺針などの医療用ディスポーザブル器具

長所

安価で装置が簡易

欠点

非常に高い爆発性、引火性を有する。毒性が強いためエアレーションが必要

過酸化水素プラズマガス法

特徴

過酸化水素ガスをプラズマ化したものを利用する

対象

高真空に耐えられないもの、水分や空気を多く含むもの、セルロースなどには使用できない

長所

毒性が低く、低温、低湿度下で滅菌できる。滅菌後のエアレーションが必要ない

欠点

密封された特別な装置が必要

まとめ

滅菌には色々な種類がある事を紹介しました。

装置が安価で簡易な高圧蒸気滅菌やEOG滅菌が透析施設では多く使われています。

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