メンテナンスは安全対策の第一歩!! ~透析技術認定士合格までの道~

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透析技術認定士 『安全対策』 メンテナンス

こんにちは!もっちゃんです!!

今回から透析技術認定士試験範囲の『安全対策』のテーマの解説をしていきます。

今回は安全対策の中でも重要なメンテナンスについて解説します。

安全対策といえば「インシデント」とか「ハインリッヒの法則」とか「事故の分析」みたいな単語を思い浮かべる人も多いと思います。

ですが安全対策を考える上で一番の根幹はメンテナンスです!!

いくら事故に対する対策を立てようと、スタッフ教育を頑張ろうとも使用する機械が正常に動かなければそれは事故につながります。

今回はメンテナンスとは一体どういった事をするのか?記録の取り方は?などについて解説していきます。

このメンテナンスを含めた機器管理というのが僕たち臨床工学技士のメイン業務のひとつです!!

メンテナンスに関する用語
点検・・・清掃、校正(キャリブレーション)、消耗部品等の交換
修理・・・故障、破損、劣化等の箇所を本来の状態・機能に復帰させる事

日常点検

日常点検とは使用毎に行われる点検で、使用前点検・使用中点検・使用後点検があります。

日常点検の目的は機器の動作状況を確認するためです。

透析を開始する前にプライミングのリークテストや目視での物品確認・設定の確認を行いますよね。これが開始前点検に当てはまります。

透析中に静脈圧を確認したり、回路の折れ曲がりなどをラウンドして確認します。これが使用中点検。

治療後に機器の清掃や洗浄を行います。これが使用後点検ですね。

日常点検は普段皆さんが行われている確認作業と捉えてもらって良いと思います。

定期点検

定期点検とは日常点検とは異なり消耗部品の交換や詳細な点検を実施します。

次回の点検まで機器の性能を維持するという事を目的にしています。

定期点検の大まかな分類

外観点検

筐体やケーブルの破損や変形などがないかを確認する点検

電気的安全性試験

外装漏れ電流や接地漏れ電流などの基本的安全性検査を行う点検

機能点検

警報や表示、動作など機器のもつ本来の機能が正常に作動するか確認する点検

性能点検

測定器具などを用いて機器の性能が維持されているかを確認する点検

点検項目

点検を行う項目は製造販売業者が発行する取扱説明書やメンテナンスマニュアル等で指定されている項目を行う必要があります。

また、製造販売業者はメンテナンス講習という点検に必要な知識や技術を教えてくれる講習会を開催しています。

施設内に1人はこのメンテナンス講習を受講する事が望ましいとされています。(義務ではありません)

点検記録

点検を行ったあとは記録を残す事が定められています。

点検記録の記載内容
  • 医療機器名
  • 製造販売業者名
  • 型式
  • 型番
  • 購入年
  • 保守点検の記録(年月日、保守点検の概要、点検者氏名)
  • 修理の記録

点検記録の保存期間

点検記録は3年もしくは有効期間+1年とされています。

実際には医療施設がおこなった点検の記録の保存期間を明示されたものはありません。
しかし修理業者には法律により上記の保存期間が定められているため、医療施設での点検きろくも上記の期間に則った方が良いとされています。

点検の外部委託

施設内での点検は臨床工学技士が行う事が多いと思います。

ただ施設に臨床工学技士がいなかったり、業務上点検が出来ないという事もあります。

そういう時は点検を外部に委託することも出来ます。

外部委託は医療法で定められている適切な業者に委託する必要があります。

血液浄化の分野における適切な業者とは、医薬品医療機器等法で示される修理業者のうち特定保守管理医療機器の第四区分(人工臓器関連)の許可修理業者です。

なんか難しく書いてありますが、製造販売業者(メーカー)に依頼すればOKって事です。

まとめ

今回は安全対策の分野の中でもメンテナンスについて解説しました。

メンテナンスは日常点検と定期点検に分かれており、日常点検は使用前などに機器の動作を確認する点検で、定期点検は消耗部品の交換や詳細な点検をする事です。

点検記録は3年もしくは有効期限+1年は保管していないといけないという事も説明しました。

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