透析技術認定士

血液浄化の工学的基礎知識

【徹底解説】透析技術認定士合格までの道~吸着~

今回も『血液浄化の工学的基礎知識』の分野を解説していきます。今回はその中でも吸着ついて説明します。透析の原理は『拡散』と『限外濾過』でしたね。他の血液浄化療法には実は他にも重要な原理があります。それが『吸着』です。吸着とはある物質が他の物質を取り込み、除去する事です。
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【徹底解説】透析技術認定士合格までの道~ダイアライザの性能①~

ダイアライザはたくさんの種類がありますが、なぜ患者さん毎に使い分けているか分からない方もいるのではないでしょうか?ダイアライザを使い分けている理由は種類毎に性能が違うからです。今回からその性能について詳しく説明していきます。今回はその中でも『クリアランス』についてです。
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透析技術認定士を目指す方は必見!透析の歴史と偉人達

今回のテーマは「透析の歴史」です。透析技術認定士の試験では毎年数問は確実に出題されています。今日はこの「透析の歴史」について一緒に勉強していきましょう!
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血液浄化の工学的基礎知識

【徹底解説】透析技術認定士合格までの道~ダイアライザの性能②~

今回の記事ではどういった因子がクリアランスに影響を与えるかを解説します。ここが分かれば「どうすればクリアランスを良く出来るか」が分かってくると思います。結論だけ先に書くと、主にクリアランスに影響を与える因子は血流量・透析液流量・限外濾過流量・透析膜の性能です。
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【徹底解説】透析技術認定士合格までの道~ダイアライザの性能③~

総括物質移動面積係数はダイアライザの性能を表す指標です。クリアランスを考える時に重要な特徴としてクリアランスはQB,QD,KOAのうち一番小さいものを超えないという特徴があります。。さらに総括物質移動面積係数には「小分子だと値が高く」「大分子だと値が低い」という性質もあります。
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【徹底解説】透析技術認定士合格までの道~ダイアライザの性能④~

前回までに説明していたクリアランスは溶質に関する指標です。そして濾過係数・限外濾過率という指標が水分の移動に関する指標です。濾過係数とは一定の圧力をかけた時にどれだけ水が通り抜けるかによって算出されます。限外濾過率は濾過係数にさらに膜面積を考慮した値です。
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【徹底解説】透析技術認定士合格までの道~ダイアライザの性能⑤~

主に溶媒の移動は濾過によるものですが、実は濾過では溶質も移動します。濾過により溶質が移動する条件は『溶質の大きさが細孔よりも小さい』事です。そしてこの濾過による溶質の移動に関する指標が今回説明するふるい係数です。濾過により溶質が移動する場合には3つのパターンが考えられます。
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【徹底解説】透析技術認定士合格までの道~ダイアライザの性能まとめ~

今まで5回に渡って「ダイアライザの性能」について解説してきましたが、今回はまとめの記事になります。この記事を読んでいただければ『ダイアライザの基本的な性能』や『なぜ患者さん毎にダイアライザを使い分けているか?』がわかると思います。
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【徹底解説】透析技術認定士合格までの道~血液浄化の治療モード~

HD、HF、HDFは全て腎不全に対する治療です。HFは拡散を行わずに濾過のみで溶質除去をする治療モードです。HDFはHDとHFを同時に行う治療モードであり、オンラインHDFやオフラインHDF、I-HDFといった種類があります。
血液浄化の工学的基礎知識

【徹底解説】透析技術認定士合格までの道~除去率~

除去率とは治療の前後で何%の溶質が除去されたかを表す指標です。除去率は血液の希釈の影響を受けるという特徴があり、除去率だけで透析が十分かどうかを判断してはいけません。Kt/Vやクリアスペース率等の他の指標も含め総合的に判断する必要があります。
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